トップページに戻る 「巨樹・古木・珍木」へ戻る 最終更新 2004/11/29
推定樹齢 約1500年(いわての植物による)
三陸大王杉
一、三陸町指定 天然記念物
二、所在地 三陸町越喜来字杉下四十九番地
三、形状 胸高周囲十三、六m 直径四、五m 樹高約二十三m
四、樹令 七千年以上(推定)
当町では、杉をもって「町の木」としている。
古老の語るところによると、以前には枝が非常に繁茂し、この付近一帯を覆い、見事な姿型だったので「杉下」という地名がついたと言われる。
何時の頃かは不明であるが、度重なる落雷によって削りとられた跡はそのすさまじさを物語って痛々しく、永年の風雪等によって腐食が著しく放置すると危険な状態になった。
平成二年七月「老杉を守る会」が発足し、日本樹木保護協会、代表樹医山野忠彦先生により蘇生治療が行われ、平成二年十一月二日に完了した。山野先生から樹令七千年以上の縄文杉と診断され、日本的に貴重な先祖の遺産であり「三陸大王杉」と命名された。
平成三年三月三十一日
三陸町教育委員会設置
三陸大王杉
治療番号 第一〇六八号
蘇生外科治療
日本樹木保護協会