トップページに戻る 「巨樹・古木・珍木」へ戻る 最終更新 2002/11/10
国指定天然記念物 大正15年10月20日指定
所有者 永野氏
管理団体 仙台市
苦竹のイチョウ
イチョウには雄株と雌株とがあり、この樹は雌株です。幹などからでた根の一種である気根が、乳房のように垂れている様子から「乳銀杏」とよばれ、市民に親しまれてきました。たくさんの気根の中で最も太いものは周囲が1.7mにも及び、下端が地中に入って支柱のようになっているものもあります。
このイチョウは樹齢1,000年を越える巨木であり、奈良時代に植えられたという伝説が残っています。
国の天然記念物に指定された当時、この場所は「苦竹」という地名でしたが、現在はこの樹にちなみ「銀杏町」となっています。
樹種 イチョウ(イチョウ科)
樹高 32m
幹周 9m
仙台市教育委員会