横川八幡神社の欅

 トップページに戻る 「巨樹・古木・珍木」へ戻る 最終更新 2002/06/02


宮城県桃生郡河北町横川







河北町・宮城県指定天然記念物
横川八幡神社のケヤキ
平成十年六月二十六日町指定
平成十一年七月二日県指定
樹高 約三五・〇〇メートル
地際の周囲 約十五・〇〇メートル
地上二・五メートルの幹周囲 約八・三〇メートル
樹齢 約四百年以上

 八幡神社は、天正年中に葛西家家臣山内左馬之助がその居城である釣ノ尾城に、京都男山石清水八幡宮の分霊を勧請して祀ったといわれる。明治維新後、山頂から現在地に遷座した。
 現在の八幡神社付近は、往古の船着場として交通の要衝の地であり、城への登路の入口でもあったと伝えられている。その傍らにこのケヤキが植えられていた。今日においても御神木として地域の人から敬われ、厚く保護されている。
 ケヤキでは県内随一の幹周囲を誇り、樹齢は幹周囲等から判断して約四百年以上と推定される。樹形は雄壮感に溢れ、根上りの形状も他に類をみないものであり、地域を代表する貴重な天然記念物である。
 平成十二年六月一日
 桃生郡河北町地区教育委員会



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